森久子|CDアルバム「Kurt Weill in Jazz」

JOYSOUND 601 Studioのコントロールルームで録音を終えた演奏者とスタッフ
森久子 CD「Kurt Weill in Jazz」のジャケット
CD「Kurt Weill in Jazz」(アートワーク:村松遼)

森久子さんのCD「Kurt Weill in Jazz」が発売されました。
合わせて開催されたレコ発ライブも無事に終演したようです。
10月8日は jazz inn LOVELY、10月9日は MILES。
2日間とも大成功だったようです。

このアルバムの録音・編集・ミックス・マスタリングを、フルハウスが担当しました。

森久子 CD「Kurt Weill in Jazz」

発売:2026年10月8日

演奏:
森久子(vocal)
竹内直(tenor sax, flute, bass clarinet)
佐藤芳明(accordion)
後藤浩二(piano)

収録曲:
1. Mack the Knife
2. Alabama Song
3. Youkali
4. Lonely House
5. Love Song
6. This is New
7. The Saga of Jenny
8. My Ship
9. Lost in the Stars
10. Mack the Knife

企画・制作:森久子
録音:2026年2月18日・19日 JOYSOUND 601 STUDIO
録音・編集・ミックス・マスタリング:株式会社フルハウス(岩﨑将史・山田貴希力)
美術:村松遼

目次

2022年の「クルト・ヴァイルの世界」から

CD「Kurt Weill in Jazz」の紙ジャケットとディスク
紙ジャケットとディスク

クルト・ヴァイルは、ドイツ生まれの作曲家です。
「Mack the Knife」をはじめ、ジャズのスタンダードになった曲を多く残しました。

森久子さんは2022年10月、メニコンHITOMIホールでコンサート「Here Is My Song – クルト・ヴァイルの世界」を開きました。
このときのPA音響も、フルハウスが担当しています。

あれから4年。
同じクルト・ヴァイルの曲を、今度はジャズのアルバムとして形にしました。

JOYSOUND 601 Studioで2日間の録音

JOYSOUND 601 Studioのコントロールルームで録音を終えた演奏者とスタッフ
録音を終えた演奏者とスタッフ

録音は2026年2月18日と19日の2日間。
名古屋のJOYSOUND 601 Studioで行いました。
1日5曲ずつ、全10曲を録っています。

編成はボーカル、サックス、アコーディオン、ピアノの4人です。
グランドピアノはスタジオの中央に置きました。
サックス、アコーディオン、ボーカルは、それぞれ個室のブースに分けています。
音を分けて録りながら、4人が同時に演奏する形です。

テイクのたびに演奏が変わるため、録音はほぼ一発録りで進みました。
このエピソードは、CBCラジオ「渡辺美香のWhat a Wonderful World」に森さんと後藤浩二さんが出演した回でも紹介されています。

JOYSOUND 601 Studioのコントロールルーム
コントロールルーム
JOYSOUND 601 Studioのコントロールルームで録音中の岩﨑将史と山田貴希力
JOYSOUND601スタジオでの様子。サウンド・プロデューサー、オーディオ・エンジニア岩﨑将史。ProToolsオペレーター、録音エンジニア山田貴希力

楽器ごとのマイク

グランドピアノに立てたMass-Kobo model 359IIとRoyer R-121
ピアノのマイク(Mass-Kobo model 359II/Royer R-121)

ピアノには2種類のマイクを2本ずつ立てました。
Mass-Kobo model 359IIと、リボンマイクのRoyer R-121です。
リボンの柔らかさと暖かさに、コンデンサーのクリアさを混ぜてバランスを取っています。

アコーディオンを録音したブースとマイク
アコーディオンのブース

アコーディオンは、楽器の右手側と左手側の両方から音が出ます。
右手側と左手側それぞれに近接マイクを3本ずつ立てました。
コンデンサーを基本に、SHURE SM57とSENNHEISER MD421IIを組み合わせています。
特性の違うマイクを、曲やアレンジに合わせてバランスを変えて使います。
さらに全体を押さえるマイクとして、B&K 4006を混ぜています。

サックスを録音したブースとマイク
サックスのブース

竹内直さんは、テナーサックス、フルート、バスクラリネットを曲ごとに持ち替えています。
サックスはMass-Kobo model 359IIの2本で、トップとベルを押さえました。
鳴りの芯と、リードの鳴りやブレス、キーノイズまで含めた全体を混ぜて録っています。

ボーカル録音に使ったTELEFUNKEN R-F-T AR-51
ボーカルのマイク(TELEFUNKEN R-F-T AR-51)

ボーカルには、スタジオ所有のTELEFUNKEN R-F-T AR-51を使いました。
マイクプリアンプはMillennia HV-3D-8です。
スタジオの1台に、フルハウスから持ち込んだ1台を加えています。

録音はEQなしで行いました。
その音をミュージシャンの皆さんに聴いていただき、「何もしていないのに、もう良い音」と言っていただけました。
セッティングの様子は、こちらの動画でも紹介しています。

編集・ミックス・マスタリング

録音のあとは、フルハウスのスタジオで編集とミックスを進めました。
オペレートは山田貴希力、ディレクションは岩﨑将史です。
ミックスは1曲ずつ森さんに確認していただき、そのあとバンドの皆さんへ展開しています。

響きの方向性は、最初に2つの案を用意しました。
スタジオらしい響きと、ホールのような響きです。
森さんが選んだのはホール系。
以降の曲も、この方向でそろえています。

編集の段階で、楽器が入れ替わった曲もあります。
「Lonely House」はテナーサックスからバスクラリネットへ。
「This is New」はバスクラリネットからテナーサックスへ。

マスタリングは一度で確定しました。
最後はDDPデータに書き出し、プレス工場へ入稿しています。

CD「Kurt Weill in Jazz」の裏ジャケットとディスク
裏ジャケット

ジャケットのデザインは、村松遼さん。
レコ発ライブのフライヤーと告知動画も、村松さんの制作です。


CDは、森久子さんのライブ会場で購入できます。

フルハウスでは日々、この様なアルバムの録音・ミックス・マスタリングも行っています。

まずはお気軽にお問い合わせください

JOYSOUND 601 Studioのコントロールルームで録音を終えた演奏者とスタッフ

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