CDデザインデータ作成について

CDジャケットなどのカーバデザインは、弊社提携デザイン会社だけでなく、お客様ご自身で作成されたデータでの入稿も可能です。

アートワークデザインに必要な要素やポイントを解説しますので、ご自身でデザインデータを作成する際にご参考ください。

目次

必ず必須なもの

入れる箇所は3箇所

  • CD盤面
  • 販売時にケース外側から見える位置。(多くは背面)
  • 側面 (多くはその上か下に小さく)

場合によっては必要なもの

著作権管理の表記

ジャスラックマーク

JASRAC管理楽曲を収録している場合はJASRACロゴマーク許諾番号が必要です。

  • 盤面
  • 販売時に外側から見える位置

の2箇所に必須です。

CD盤面 レーベル面

レーベル面(盤面)印刷には2つの方法があります。

デザインデータの作成方法が異なりますので、作成前にどちらかをお選びください。

ジャケット ブックレット・カバー

必ず入れるもの

下記の3つは必ず入れてください。

  • CDマーク
  • 品番
  • 原産国表記

著作権表記が必須な場合は入れてください。

いずれもケースの外側から見える位置に表記します。

一般的にはバックインレイ(背面)が多いです。

一般的に記載されているもの

販売価格

税込価格 (税抜価格)」での記載がオススメです。

発売元・販売元

レコード会社、プロダクション、レーベルなどを表記します。
流通(CDショップやアマゾンなど)を使用する場合にはJANコードが必要で、JANコード管理者(事業者)が販売元になります。

発売日

2019年5月15日発売の場合は、四角囲みにて「19・05・15」などと記載します。

権利に関する表記

色々な表記方法があり特に決まりはありません。

現在は、

音楽などの著作物を個人的に楽しむ場合などを除き、著作権利者の許諾を得ないでディスクに複製 (録音)、配布、配信することは、著作権法で禁止されています。十分ご注意ください。

というのが主流です。

JANコード (バーコード)

CDショップで流通販売をさせる場合には、JANコードとそのバーコードが必須です。

アマゾンの場合は、JANコードの取得は必須ですが、商品自体に数字やバーコードの表記は無くても構いません。

JANコードの取得が難しい方は相談お受けいたします。

「面付け」について

「完全データ入稿」の場合、正しく「面付け」されたアドビ・イラストレータでの版下データである必要があります。
デジパックの場合、上下の向きが分かりにくいので、動画にしてみました。

印刷物の色濃度について

印刷におきまして、300%以上のベタは

  • インクが乾かない
  • 色ムラが出る
  • ゴミの混入

など重大なエラー原因となります。
また、完成時に印刷物同士が擦れ合い、傷が生じる原因ともなります。

濃度は4色合計で300%以下程度となるように設定、調整を行なって頂きますようお願い致します。

  • Photoshopをお持ちでない場合の画像のご修正はご自身でお調べ頂きますようお願い致します。弊社では操作レクチャーは行なっておりません。
  • RGBのままだと超過いたしますので、必ずCMYK画像にて貼り付け下さい。
    • GIF、PNG、BMP画像などのWEB用画像は勝手にRGBになるので、それ以外の形式で保存、貼り付け下さい。
    • RGBの数値的には300%以下となりますが、勝手にCMYK変換されるため濃度が超過致しますので必ずCMYK画像に変換下さい。
  • 修正画像の保存は「書き出し」ではなく「別名保存」にて「EPS」「TIFF」「PSD」などに保存の上、Illustrator上の画像と差し替え頂きますようお願い致します。
    • 書き出しは設定を誤りますと、繰り返し濃度超過の画像となることがございます。
  • △濃度調整が不可の場合は、インクの渇き不足による汚れやベタつき等完成品不備があった場合でも、弊社では返品交換の対応は出来兼ねますことをご了承下さい。
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