名古屋フィルハーモニー交響楽団の公演『しらかわEXP(エクスプレス)マチネ&ソワレ#2〈プラハゆかりの名作〉』のコンサート録音を担当しました。
しらかわEXP(エクスプレス)マチネ&ソワレ#2〈プラハゆかりの名作〉
日時:
3/15(水) [マチネ]14:30開演 [ソワレ]19:15開演
会場:
三井住友海上しらかわホール
出演:
川瀬賢太郎(指揮,トーク/名フィル正指揮者,次期音楽監督)
プログラム:
▊ ドヴォルザーク:管楽セレナード ニ短調 作品44,B.77
▊ モーツァルト:交響曲第38番ニ長調 K.504『プラハ』
もしかしたら最後?となる『しらかわホール』での録音
名古屋の中心にあるクラシックコンサート専用ホール『しらかわホール』は来年での閉館が決定しています。
中日新聞の記事
もしかしたら『しらかわホール』での最後の収録になるかもしれないという思いの中でコンサート録音を実施しました。
マイクからレコーダーまで全ての録音システムを持込み
レコーディング・システムはフルハウスから全て持ち込んでの対応。
高品位なサウンドを記録します。
4本のメインマイクを設置
『しらかわホール』の吊りマイク回線は4チャンネルあります。
そこで広指向性と無指向性のマイクをそれぞれペアで設置しました。
無指向性マイクにはB&K4006 (現 DPA4006A) を2本用意。
広指向性マイクにはDPA4015 (現在はディスコン) を用意しました。
DPA4015はDPA4011の指向性を広げたもので、DPA4011より自然な音色で集音できます。
完全に2つのシステムでダブルレコーディング
集音された音声信号はマイクスプリッターにより2つに分配。
完全にセパレートされた2つのレコーディングシステムに送りました。
1つ目のシステムは96Khz/24Bitのハイレゾリューションにてマルチトラックレコーディング。
クラシック音楽録音での世界的スタンダードであるMilennnia(ミレニア)社のマイクプリアンプ『HV-3D-8』にてレベルアップされた音声信号をAPOGEE(アポジー)社の『Symphony I/O mk I』と『Studio One』の組み合わせで記録。
2つ目のシステムは44.1Khz/24Bitにて記録。
同じく、Milennnia(ミレニア)社のマイクプリアンプ『HV-3D-8』にてレベルアップされた音声信号をAPOGEE(アポジー)社の『Symphony I/O mk II』と『ProTools』の組み合わせで記録しました。
ミックスは2台のCD-Rに同時録音。コンサート終了後に即納品
ProToolsでミックスされたサウンドは2台のCD-RWデッキに送られ同時にCD-Rに録音。
本番終了時にこの2枚のCD-Rを即納品させて頂きこの日の業務は完了となりました。
収録したマルチトラックのデータはフルハウスにて厳重に管理保管されます。
フルハウスではこの様なクラシック音楽コンサートの録音を世界最高品質レベルにて実施しています。
ただし金額は実は相当にリーズナブルです。
是非お問い合わせください。
フルハウスは、この様なライブ・コンサートなどの録音や撮影などを日々行っています。