名古屋フィルハーモニー交響楽団|第510回定期演奏会 〈アーノルド〉

名古屋フィルハーモニー交響楽団の第510回定期演奏会〈アーノルド〉のコンサート録音を担当しました。

第510回定期演奏会 〈アーノルド〉

日時:
3/10(金)18:45
3/11(土)16:00

会場:
愛知県芸術劇場コンサートホール

出演:
大井剛史(指揮)
フィリッポ・ゴリーニ(ピアノ)*
※健康上の理由により、アレクサンダー・ガジェヴから変更

プログラム:

▊ ヒグドン:ブルー・カテドラル

▊ シューマン:序奏と協奏的アレグロ 作品134
▊ 酒井健治:ピアノ協奏曲『キューブ』[委嘱新作・世界初演]
▊ アーノルド:交響曲第5番 作品74

目次

フルコンサート仕様のグランドピアノが舞台上に3台

2台のピアノにもそれぞれマイクを設置。

今回のコンサートのフルコンサート仕様のグランドピアノが舞台上に3台でした。

フルハウスが名古屋フィルハーモニー交響楽団の録音を時々お手伝いをさせて頂くうようになってから15年以上。
3台のグランドピアノが舞台上に乗る光景は初めて見た気がします。

2台のピアノにもそれぞれマイクを設置。

オーケストラ中には2台のグランドピアノ。

舞台上に仕込んだピアノ用マイク

マイクにはDPA4021(DPA4011のヘッド)をそれぞれ設置。

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調律中のピアノコンチェルト用のピアノ

そしてピアノコンチェルト用に3台目のピアノ。

コンチェルト用のピアノをセッティング中の舞台スタッフ

コンセルト用ピアノは使用しない曲もあり、ピアノの出履けを行うので舞台スタッフたちは大忙しでした。

クラシック音楽向けの高級マイクを大量投入

メインマイクには4本のマイクをフルハウスから持ち込んで吊り込み

ピアノだけでなく他の楽器たちにも様々なマイクを設置。

メインマイクはDPA4006とDPA4015の組み合わせで吊り込みました。

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他にも舞台上には『SCHOEPS(ショップス)』などの近接マイクを複数設置。

妥協の無いサウンドを目指します。

完全に二重化されたマルチトラックレコーディングシステム

上手袖に設置したフルハウスの録音システム

舞台上手袖にフルハウスの録音システムを設置。
今回は『Avid | ProTools』と『PreSonus | Studio One』の2つのDAWシステムで録音。

上手袖に設置したマイクスプリッターとマス工房の高級ヘッドフォンアンプ

音声信号はマイクスプリッターで分岐してから2つの録音システムに送りました。

フルハウス所有のマイクプリアンプ|Millennia HV-3D

マイクプリも2台を使用。
どちらかが本番中に故障しても録音に影響が内容にしています。

MILLENNIA ( ミレニア ) / HV-3D-8
フルハウス所有のAvid ProTools | MTRX Studio

今年導入したばかりのAvid『ProTools | MTRX Studio』をバックアップシステムに使用。

コンサートやライブの収録や配信音声などの需要に答えるべくシステムを増やしました。
同じ日の複数の現場でも対応できるようにしています。

CD-Rにてコンサート終了後に即納品

2台のCD-RWドライブを持込みミックスをCD-Rに同時録音。
本番終了後に即納品させて頂きました。

本日もありがとうございました。


フルハウスは、この様なライブ・コンサートなどの録音や撮影などを日々行っています。

まずはお気軽にお問い合わせください

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この記事を書いた人

岩崎 将史のアバター 岩崎 将史 代表取締役 / 作曲 / 編曲 / 音楽プロデューサー etc..

株式会社フルハウス 代表取締役
名古屋音楽大学 非常勤講師

作曲・編曲の仕事から起業しスタジオ設立。クラシックからポピュラー、アナログからデジタルまで全てを高次元操り作品をクリエイトしています。

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