ピアノ調律師の岡圭吾です。
調律=音程(ピッチ)ではない
調律とは単に音の高さ(ピッチ)を合わせるだけではありません。
弾き心地を良くする作業も含まれています。
ピンを磨いて鍵盤を滑らかに
鍵盤には各々の鍵盤の動きをサポートしているピンがあります。
今回はそのピンを磨いてキーの動きに滑らかさを出しました。
ピンは1つの鍵盤に2本ついています。
鍵盤は88鍵ありますので、合計で176本のピンを同じ様な動きになるように磨いて調整しました。
繊細なタッチと音色を実現
キーの動きが滑らかになることで、気持ちの良いタッチに繋がります。
そして繊細なピアニッシモも出しやすくなります。