CD印刷物のデザイン作成について

CDなどの盤面とジャケット印刷物について、ポイントをまとめてみました。

CD盤面

 

 

  • デザイン面の内径は23mmと46mmの2種類から選べます。費用はどちらも同じです。
  • 実際に使用するテンプレートは工場毎に違います。
  • 予算、目的に合わせて国内外からベストな工場を提案します。

 必ず入れる物

「CDマーク」は必ず入れてください。

 

 
 
まぜ「CDマーク」が必要なの?

レッドブックというCDの規格仕様書に定められているからです。
フィリップスとソニーがCDを開発、商品化する際に決めた規格です。
 
規格を守っている商品が「オーディオCD準拠」として販売できます。
 
それ以外にもCDのデザイン制作では、CD-DA(レッドブック)/CD-ROM(イエローブック)/CD-EXTRA(ブルーブック)などのシステムロゴをレーベル面に記載する必要があります。
 
同時にジャケットにも表示が必要です。
ロゴマークはケースに入れた時に外部から見える場所、帯やバックインレイなどに記載します。
 

「品番」は必ず入れてください。

商品の管理番号です。
”アルファベット3~4文字”と"数字3~4文字"が一般的です。
例:ABCD-1234
 

なぜ品番を入れるの?

品番は製造時や販売時に商品を管理するための番号となります。
「作品名」だと同じ作品名が世の中にはたくさん存在する場合がほとんど事故の原因となってしまいます。
 
入れる箇所は3箇所。

  • CD盤面
  • 販売時にケース外側から見える位置。(多くは背面)
  • 側面 (多くはその上か下に小さく) 

「原産国表記」は必ず入れてください。

国内工場の場合 「Made in JAPAN」など。
海外(台湾)工場の場合  「Made in TAIWAN」「Pressed in TAIWAN」など
 

なぜ原産国表記が必要なの?

海外工場の場合は税関の手続きなどで「原産国表記」が義務付けられています。
 

場合によっては必須な物

JASRAC管理楽曲を収録している場合はJASRACロゴマーク許諾番号が必要です。


「盤面」 「販売時に外側から見える位置」の2箇所に必須です。
 

許諾番号の取得について

JASRACのホームページより申請できます。
電話でも丁寧にわかりやすく説明してくれますので、ご自身で進めていただけます。
 
面倒な方は、弊社にて調査、書類作成など許諾申請のお手伝いもできます。
申請自身はお客様自身で行って頂く必要があります。
 1タイトル ¥20,000 ~

※著作権使用料とは別の手数料のみの費用です。

盤面の印刷方法は2種類から選べます。

CDが世に出た初期からのスタンダードな盤面印刷です。
盤面(銀盤)面に色フィルムが2色乗っているイメージです。
小さな文字も綺麗に印字されます。
ただし、グラデーションが使用されているイラストや写真などは、ドットが荒くでますので、向きません。
盤面を白(白ベタ塗り)にすることも可能です。

シルクスクリーン印刷の盤面サンプル


盤面(銀)に白と黒のフィルム2色のデザインです。

細かい文字もくっきり出ますが、写真などのグラデーションはドット(点)になります。

通常のCMYK4色のカラー印刷です。
写真やイラストなどグラデーションがある素材に向いています。
ただし、通常の紙の印刷より粗いので、細かい文字などはシルクスクリーン印刷の方が綺麗に印字されます。

オフセット印刷の盤面サンプル


写真などグラデーションのある素材も表現できます。

細かな文字などはドットで潰れた感じになります。

印刷物

 

 必ず入れる物

「盤面に必ず入れる物」と同じです。
ケース外側から見える位置に必ず入れてください。
通常は背面に入れる場合がほとんどです。

 多くのCDで入っている物

個人で手売り販売する場合には必須ではありませんが、CDショップやWEBショップなどで流通させる際に「あった方が良い」内容です。

税込価格 (税抜価格) の記載がオススメです。

レコード会社、プロダクション、レーベルなど

2019年5月15日発売の場合は、四角囲みにて「19・05・15」などと記載します。

色々な表記方法があります。
現在は
「音楽などの著作物を個人的に楽しむ場合などを除き、著作権利者の許諾を得ないでディスクに複製 (録音)、配布、配信することは、著作権法で禁止されています。十分ご注意ください。」
が主流です。

CDショップで流通販売をさせる場合には、JANコードとそのバーコードが必須です。
アマゾンの場合は、JANコードは必須ですが、バーコード自体は無くても構いません。
JANコードの取得が難しい方は相談お受けいたします。

デザインの「面つけ」について

「完全データ入稿」の場合、正しく「面付け」されたアドビ・イラストレータでの版下データである必要があります。
デジパックの場合、上下の向きが分かりにくいので、動画にしてみました。